あらゆる年齢のどのような不正咬合でも「解決法」は必ず有ります。
医療に100%はあり得ませんので、すべての不正咬合を完全に綺麗に治せるというわけにはいきませんが、その時期、その不正咬合を治す方法は必ず有ります。
また、歯列矯正の治療は長期にわたりますので、お仕事や受験などのタイミングを考え、ライフスタイル、ライフサイクルに合った治療計画を立てる必要があります。
当クリニックは矯正専門ですので、成長期のお子様の場合、単にその時点での問題点を解決するだけではなく、長期的な成長予測のもとに治療目標を設定します。
※ 矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。
矯正歯科治療の一般的な治療期間と通院回数
治療期間:約24〜30か月間 通院回数:24〜30回
矯正歯科治療における一般的なリスクと副作用
矯正治療には以下の一般的なリスク・副作用があることをご理解ください。
(日本矯正歯科学会ホームページより抜粋)
※すべてのリスクや副作用が生じるわけではありません。
- 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間〜1、2週間で慣れることが多いです。
- 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメインテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
- 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
- 矯正装置を誤飲する可能性があります。
- 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
- 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
- あごの成長発育により咬み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせると咬み合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
- 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。